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野菜ソムリエアワード 団体部門 いわて銀賞 本紙連載、「菜食健美」を紹介

第7回「野菜ソムリエアワード」の入賞者と共に、記念写真に納まる野菜ソムリエコミュニティいわての高橋会長(後列左から2人目)と菊地さん(同左)

 食と野菜ソムリエの日を記念した、第7回「野菜ソムリエアワード」の最終選考は14日、東京都内で行われ、野菜ソムリエコミュニティ部門で野菜ソムリエコミュニティいわてが銀賞に輝いた。

 日本野菜ソムリエ協会が、野菜ソムリエの研鑚(けんさん)の場として毎年開催。地区選考上位と協会推薦の個人、団体が2部門に出場し、日ごろの活動を発表した。

 同いわては、本紙で連載するコラム「ソムリエ流 菜食健美」の取り組みを発表。会員57人が交代で執筆した137回分をまとめ本として出版した経緯を紹介し、それぞれのエピソードを通じて野菜を知る魅力とともにレシピ集としての価値をアピールした。

 審査は野菜ソムリエ資格を持つ来場者、特別審査員らが最も共感した個人、団体に投票する方式。15団体が出場したコミュニティ部門では、復興支援で「仙台井土ねぎ」を栽培するコミュニティみやぎ野菜ソムリエの会が金賞となり、北海道・東北地区の代表がそろって入賞した。

 出場した同いわて本部事務局の菊地千恵さん(53)=一関市=は「野菜や果物をおいしく食べるヒントが詰まった冊子を多くの人に活用してほしいと発表にも熱が入った」と振り返り、「全国の仲間たちに発信し、評価してもらったことで、取り組みの意義を再確認できた」と喜ぶ。

 まとめ本は2014年6月から17年3月までに掲載されたコラムを収録し、100部作製。会員に配布するなどし残部はないが、好評につき第2刷を検討している。同いわての高橋義明会長(54)は「その後に掲載されたコラムも合わせた最新版の冊子として考えている。皆さんの協力を得ながら準備を進めたい」と話している。

▲写真と共に野菜や果物の魅力を紹介している「ソムリエ流 菜食健美」のまとめ本

momottoメモ

 野菜のおいしい食べ方から保存方法まで、岩手県内在住の野菜ソムリエが交代でつづります。電子新聞momottoでアーカイブをご覧いただけます。

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