一関・平泉

残雪眺めドライブ 栗駒焼石ほっとライン 冬季通行止め解除【一関】

冬季閉鎖が解除され、一般車両の通行が可能になった栗駒焼石ほっとライン=一関市厳美町地内(画像の一部を加工しています)

 一関市道と奥州市道で結ばれる栗駒焼石ほっとラインは20日、冬季閉鎖が解除され、約5カ月ぶりに一般車両の通行が可能になった。午前10時の解除と同時に車が進入し、沿道の景色や山の残雪などを眺めながらドライブしたり、途中に車を止めて散策したりして自然を満喫した。

 栗駒焼石ほっとラインは、一関市厳美町地内の国道342号と、奥州市胆沢若柳地内の国道397号をつなぐ総延長15・9キロの道路。2015年9月の全線開通後、毎年4~11月に一般車両が通行できる。

 同日は午前10時に両市でそれぞれ通行止めが解除され、一関側では再開通を待ち望んだ車7台が奥州側に向かって走りだし、ドライブを楽しんでいた。

 一関市道路管理課の千葉克之課長は「昨シーズンより1週間早い3月19日から開通準備を進めたが、昨年よりもさらに積雪が多く、除雪作業に時間がかかった。新緑の季節から秋の紅葉シーズンにかけ、安全運転で景色を楽しんでほしい」と話していた。

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