北上・西和賀

参加率過去最高に チャレンジデー 国際戦勝利、国内は惜敗【北上】

マタマタ・ピアコ地区への映像中継で笑顔を見せる髙橋市長(左から2人目)

 5月30日に世界一斉に開かれた運動イベント・チャレンジデー2018で、北上市は初の国際戦でニュージーランド(NZ)のマタマタ・ピアコ地区に勝利し、国内戦では長崎県大村市に惜敗した。勝敗を決める参加率は、北上市が66・8%、マタマタ・ピアコ地区は59・3%、大村市は67・5%。多くの北上市民の協力で過去最高の参加率となった。

 同市は公認キャンプ地に内定した2019年のラグビーワールドカップ日本大会を前に、ラグビー強豪国NZの人気スポーツ体験など参加促進イベントを展開。これで通算戦績は2勝5敗、国際戦1勝となった。

 翌31日、市役所に関係者が集まり、同地区とインターネットと映像を介し結果を報告し合った。実行委会長の髙橋敏彦市長は「マタマタ・ピアコ地区の参加率は日本の初参戦自治体より高く、驚異的な数値。競技体験の参加者から『ぜひNZに行きたい』との声もあった。来年も対戦できればまた盛り上がり、素晴らしい交流につながる」と友好を強調した。

 同地区のジャン・バーンズ市長も「素晴らしい結果を達成した北上市に対し、私たちも誇りに思う。市民の皆さんのスポーツマン精神の公正さが素晴らしい。機会をいただきこちらも活気付いたので、またチャレンジしたい」とたたえた。

momottoメモ

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