北上・西和賀
二子町５大ニュース決まる １位「二子さといもＧＩ登録」【北上】
北上市の二子町振興協議会（及川文幸会長）は、２０１８年の「二子町５大ニュース」を決定した。１位は、国のＧＩ（地理的表示）保護制度への「二子さといも」登録が選ばれた。
５大ニュースは地元であった１年間の話題などをまとめたもので、07年に始まった。今年は、地域の広報紙「二子地区交流センターだより」で初めて住民からトピックを募集し、同協議会が25日の役員会で五つに絞り込んで順位を決めた。
１位には、農産物などの名称を知的財産として国が保護するＧＩ保護制度で、地域の特産農産物である「二子さといも」が９月27日に登録されたことを大きな話題として取り上げた。県内では、前沢牛（奥州市前沢）、野田村荒海ホタテ（野田村）、岩手木炭（本県）に続き４番目の登録となった。
この内容は28日に発行の同センターだよりに掲載される。
２位以下は次の通り。
２位＝「二子町が交通安全推進モデル地区に」＝市交通安全対策協議会などから今年度モデル地区に指定された。広報活動や交通安全教室の開催などで、保育園児から高齢者まで幅広い世代の町民が安全意識を身に付けた。
３位＝「北上北中学校 生徒が躍動」＝吹奏楽部の東日本大会をはじめ、スポーツの各部も県大会などに出場。その他にも生徒がデザインした歓迎看板を地域内２カ所に設置するなど多方面で活躍した。
４位＝「いものこまつり 雨天でも盛況」＝ＧＩ登録後の９月30日に開催されたまつりは、各部門スタッフの奮闘により盛況となった。黒沢尻工業高校から参加した生徒も盛り上げに大活躍した。
５位＝「八重樫季良氏 自作絵画寄贈」＝るんびにい美術館（花巻市）に在籍し精力的に作品を制作している同町出身の八重樫氏から、絵画作品が二子地区交流センターに寄贈された。
