岩手日日旗県境選抜中学野球 川崎が初V 中田(宮城)を逆転で下す【一関】
第13回岩手日日旗争奪岩手・宮城県境選抜中学校野球大会(岩手日日新聞社主催、一関市野球協会東山野球協会主管、サントリービバレッジソリューション協賛)は最終日の12日、同市東山町の東山球場で準決勝と決勝が行われた。決勝では川崎(同市)が中田(宮城県登米市)を3-1で下し、初の頂点に輝いた。県勢の優勝は第8回(2013年)の藤沢以来5大会ぶり。
準決勝第1試合は、中田が二回に7点を挙げて一関一高附(一関市)を圧倒。同第2試合は、川崎が初回から着実に得点し、一関東(同市)の反撃を1点に抑えた。
決勝では、川崎は序盤にリードを許したものの、五回に適時三塁打で同点に追い付き、さらに相手のボークとスクイズで2点を追加し試合をひっくり返した。中田は初回に先制したものの、二回以降は追加点を奪うことができず、川崎に逆転を許した。
川崎の佐藤真主将(3年)は「決勝では先制されたが、その後はしっかりと守り、(五回の)逆転につながった。目標だった優勝を果たせてうれしい」と喜び、「中総体地区予選でも優勝したい」と意気込みを示した。