江刺の食、魅力発信 きょうからグルメラリー ブランド牛やリンゴ使用【奥州】
江刺まちづくり事業委員会は、「江刺牛&江刺りんごグルメラリー『GEKI―ATSU ESASHI』」を25日から奥州市江刺地域で展開する。飲食店や小売店計25店が参加し、「江刺牛」「江刺りんご」を使ったオリジナルメニューを提供。参加店でもらえるオリジナルカードを集め、抽選で豪華景品が当たるイベントも展開し、地域の魅力を発信する。2月25日まで。
江刺の食や店の魅力を県内外に広げるとともに、意欲的な若手飲食店経営者などの事業推進、地域内の誘客・回遊も目指して新たに企画。取り組みに当たっては飲食店・商店の若手を中心にアイデアを検討した。
各店では趣向を凝らしメニューや商品を用意しており、GROW(同市江刺六日町)では、江刺りんごのコンポートなどを用いた「江刺りんごとゴルゴンゾーラバーガー」などを提供。店主の菊地良太さん(33)は「ハンバーガーは甘い物と合う。ぜひチャレンジしてほしい」と話す。
ミートショップ小野寺(同市江刺大通り)では江刺牛を使ったコロッケを開発。同店の小野寺幸貴さん(33)は「すき焼き風の味。食べたとき江刺牛を感じてもらえるようにいっぱい入れている」と魅力を語っている。
期間中、参加店ごとのオリジナルカードを3色(黄、赤、オレンジ)集め、公式サイトの応募フォームやインスタグラムから応募すると、抽選でギフトカードなどが当たるイベントも展開する。
公式サイト、インターネット交流サイト(SNS)などでの各店の魅力発信にも力を入れる。サイト作成などに当たる八重樫裕己さん(37)=ビウスデザインワークス代表社員、北上市=、写真や映像撮影を行った佐藤幸哉さん(35)=ムービーネイティブ代表、奥州市江刺=は「親近感が湧くような内容。(料理の)作り手の温度感が伝わるようにしている」「ホームページやカードで店の方に顔を出してもらっている。親しみを持ってもらえれば」と呼び掛ける。公式サイトのアドレスは次の通り。
◆グルメラリー参加店
▽居酒屋角長(川原町)
▽えさし藤原の郷レストラン(岩谷堂)
▽縁つ(大通り)
▽菓子処 菊正堂(中町)
▽季節料理 横家(大通り)
▽喜楽(南大通り)
▽小料理 佐吉(六日町)
▽サンタサン(川原町)
▽ショコラ(南大通り)
▽スナック CoCo(同)
▽べこや(同)
▽はーでぃ・がーでぃ(中町)
▽パン工房くろしぇっと(豊田町)
▽ひげまる(八日町)
▽ひろ亭(川原町)
▽ミートショップ小野寺(大通り)
▽麺SAMURAI桃太郎(杉ノ町)
▽吉田屋(南大通り)
▽CamelliaLounge(川原町)
▽dining cafe とかげのしっぽ(西大通り)
▽encafe meguri(川原町)
▽GROW(六日町)
▽Kiitos(中町)
▽Mizusaki Note(稲瀬)
▽Patisserie Parfum(杉ノ町)