一関・平泉

選手一番に五輪開催を 岩渕麗楽選手 聖火リレー【一関】

 一関市東山町出身のプロスノーボーダー岩渕麗楽選手(19)が市内10番目の走者として登場し、市役所周辺に詰め掛けた観衆を沸かせた。沿道の幼児たちからも「麗楽ちゃーん」と声援を受け、「たくさんの人がいて緊張も多少あったが、皆さんが声を掛けてくださったり、手を振ってくださったりして楽しんで走ることができた。あっという間だったが、この先もずっと記憶に残る良い思い出になった」と感想を話した。

 約1カ月後に迫った東京五輪を前に、世界を舞台に活躍するアスリートの一人として「開催できるかが一番の問題だと思うが選手の体調、コンディションを整えるというのはとても大事なこと。開催することに意味があるが、選手のことも一番に考えて開催するオリンピックになってほしい」と願う。

 2018年の平昌冬季五輪女子ビッグエアでは、惜しくもメダルを逃したが、日本勢最高の4位。22年の北京冬季五輪に向け、体幹を鍛えるトレーニングと新技の習得に励んでおり、「準備をしっかりして金メダルを目指して頑張りたい」と意欲を見せる。

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