大谷勝利投手 特別ルール「二刀流」 大リーグ球宴
【デンバー時事】米大リーグの第91回オールスター戦は13日、コロラド州デンバーのクアーズ・フィールドで行われ、史上初めて投打でメンバーに選ばれた大谷翔平(エンゼルス)=花巻東高出=が、ア・リーグの先発として1回を無安打無失点に抑え、勝利投手となった。大谷用の特別ルールで1番指名打者としても出場し、2打数無安打だった。【5、社会面に関連】
アがナを5―2で下して8連勝。対戦成績を46勝43敗2分けとした。日本選手の先発登板は1995年の野茂英雄以来で、勝利投手は2019年の田中将大に次いでいずれも2人目。先発出場は10年のイチロー以来だった。
最優秀選手(MVP)にはソロ本塁打を放つなど2打点を挙げたゲレロ(ブルージェイズ)が、史上最年少の22歳119日で選出された。
ダルビッシュ(パドレス)と菊池雄星(マリナーズ)=花巻東高出=も球宴に選ばれたが、出場メンバーから外れていた。
エンゼルス・大谷 楽しかった。多少疲れたが雰囲気を楽しめた。また来られるようにと思わせてくれるような素晴らしい経験だった。野球の好きな人たちがこれだけ集まって、すごくいい舞台だった。