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越県移動 原則中止を 今月末まで 県が警戒レベル引き上げ【岩手】

 県は3日、新型コロナウイルス対策本部員会議を開き、県民に対し、31日まで都道府県をまたぐ不要不急の帰省や旅行について、原則中止や延期を求めた。県が7月から基本的な感染対策の再徹底を求め発令している「岩手警戒宣言」に加え、全国的な感染急拡大や感染力が強いインド由来のデルタ株の猛威を受け、本県の警戒レベルを引き上げる。

 原則中止や延期を求めている不要不急の帰省や旅行には、県境を越える通勤、通学、通院などは含まれない。やむを得ない事情で来県した人には、2週間はこれまで滞在していた都道府県が要請している自粛の継続を呼び掛けている。

 県によると、直近1週間の人口10万人当たりの本県の新規患者数は3日現在で9・2人。7月末から患者数の2桁が続き増加傾向となっているほか、県外との往来に起因する感染も複数確認されているという。

 今月2日現在で、ステージ3相当の15人を超えているのは、28都道府県に上り全国的な感染急拡大の状況となっている。

 県内の感染状況について、県新型コロナウイルス感染症対策専門委員会は、7月下旬の4連休以降に新規患者数が増加傾向となり、中部保健所や盛岡市保健所両管内を中心に新規患者の確認が持続していることや、感染力が高いとされるデルタ株の関与が懸念されることから、これまでになく集団感染リスクの高い状況が持続しているとする見解を示し注意喚起を促した。

 達増拓也知事は「県民には、岩手警戒宣言に基づき感染対策に取り組んでもらっているが、新規患者数を増やさないため、お盆休みや夏期休暇の期間を含む8月末まで、都道府県をまたぐ不要不急の帰省や旅行は原則中止、延期をお願いしたい」とのメッセージを出して注意を呼び掛けた。

momottoメモ

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