一関・平泉
贈答用に選果ピーク 冬恋はるか 歳末点描2021【一関】
歳末の贈答用としても人気の高い希少な本県オリジナルリンゴ「冬恋はるか」の選果作業が、ＪＡいわて平泉西部園芸センター（一関市花泉町金沢）で最盛期を迎えている。
「冬恋はるか」は岩手大で誕生し２００２年に品種登録された甘みが強く蜜が入った黄色い晩生種「はるか」のうち、糖度１５度以上、蜜入り指数２．５度以上という高い水準を満たしたもののみ選び抜かれた高品質リンゴで、特に甘みが強く、香りや蜜入りが良い上に、ジューシーでシャキシャキとした食感も特徴。
同ＪＡのほか江刺、岩手ふるさと両ＪＡ管内で生産されたはるかが持ち込まれ、選果作業で糖度や大きさ、見た目など厳しいチェックを受けて選ばれたものだけが箱詰めされている。
春の凍霜害で数量は減少したものの味は良好で、今週末まで県内をはじめ関東、中京圏へ出荷される。
