一関・平泉

もちっとして甘い 市内全域で提供 学校給食に有機栽培米【一関】

給食で提供された有機栽培米を味わう千厩小の児童

 一関市内の学校給食に24日、一関地方有機農業推進協議会(小島幸喜代表)が手塩にかけた有機栽培米が供給された。給食として市内全域に提供されるのは初のことで、子供たちは「つやつやしてる」「甘い」と夢中になって頬張った。

 有機農業の普及に取り組む同協議会では、同市大東町内の有機水田で推進事業「田んぼの学校」を開催。子供たちが参加して田植えから生き物調査、稲刈りまで、年間を通じて環境に優しい農法を体験している。

 学校給食への有機栽培米供給は、食育の推進につなげようと合併前の旧大東町時代にスタート。ここ10年以上は大東学校給食センターが配食する大東、東山地域の小中学校で提供されてきたが、今回初めて市内全学校給食センターで一斉に使用されることになった。

 同市千厩町の千厩小学校(長山政志校長)では、春巻や中華くらげの和(あ)え物、麻婆スープなどと一緒に有機栽培米のひとめぼれがテーブルに並び、児童たちがおいしそうに味わった。千葉馨さん(6年)は「このご飯は中華料理とも合う。甘いし、もちっとしてて良い」とぺろりと平らげた。

 この日から全国学校給食週間が始まったこともあり、千厩学校給食センター栄養教諭の古川菜美恵さんも来校。講話を行って生産者への感謝を忘れずに食す大切さを伝えていた。

 同協議会事務局では「収量を確保する苦労はあるものの、食味の良い無農薬で無化学肥料のお米を将来を担う子供たちに知ってもらえれば」と話していた。

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