一関・平泉
技術と共に人間性磨く 整備士目指し１７人入校 千厩高技専【一関】
一関市千厩町の県立千厩高等技術専門校（金崎毅校長）の２０２２年度入校式は６日、同校体育館で行われた。自動車整備士を目指して集まった男女１７人が入校許可を受け、幅広い知識と技術の習得を誓った。
自動車システム科の入校生と教職員、保護者、来賓が出席。一人ひとりの呼名に続き、金崎校長が「近年の自動車は目まぐるしく変化を続けている。人間社会とエネルギーの関係性において自動車の果たす役割はさらに大きくなっている。基礎力を積み重ね、新しい時代の整備士を目指して成長してほしい」と式辞。来賓３人が祝辞を述べた。
在校生を代表し、同科２年の大石匠さんがコロナ禍での学校生活に触れつつ、「今年は全ての行事が開催できることを祈って皆さんと親交を深めたい。切磋琢磨（せっさたくま）し合いながら充実した生活が送れることを願う」と歓迎の言葉を述べた。
入校生の佐々木結梨さんは「自動車の技術革新は日々進化している。これから自動車に関する知識や技術を学ぶと同時に、接客のコミュニケーション能力と人間性に磨きを掛け、お客さまを笑顔にできる整備士になれるよう、実りある学生生活を送る」と宣誓した。
