一関・平泉

ピンク色華やか ハナモモ回廊出現 藤沢の観樂樓【一関】

満開となっている観樂樓のハナモモ

 一関市藤沢町藤沢字馬ノ舟のフラワーガーデン「観樂樓(かんらくろう)」で、ピンク色が華やかなハナモモが満開となっている。見頃となって最初の週末となった23日には、ガーデニングファンらが花盛りを迎えた園内を満喫する姿があった。ゴールデンウイークには、ヨドガワツツジなども見頃となる見込みで、訪れる人の目を楽しませてくれそうだ。

 観樂樓は、農家民宿・どぶろく工房を営む佐藤静雄さんが管理・維持を続ける私設庭園。約1ヘクタールの敷地に7000本ほどの花木を植え、無料開放している。

 例年一番早く咲き、観樂樓に春を告げるトウゴクミツバツツジは、一部が今月中旬に満開となった。その後も陽気に誘われ、ハナモモやシダレモモがほころびだし、ここ数日でハナモモの「回廊」が出現。下をくぐると、花と空を一緒に見上げることができる。

 現在、レンギョウやスイセンも真っ盛りで、あと何日かするとシダレモモも見頃を迎えるという。佐藤さんは「例えばハナモモや桜の時期が終わっても、観樂樓には次に見頃を迎える花がたくさんある。春だけでなく、季節が変わっても楽しんでほしい」と語る。

 開花状況などの問い合わせは、観樂樓=0191(63)2009=へ。

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