温室改修し遊び場に 魚釣りや砂場整備 花と泉の公園 あすオープン【一関】
一関市花泉町老松の花と泉の公園を指定管理する花泉観光開発（鵜浦篤治代表取締役）は、５日に同公園内へ交流ひろば「キッズランド モーリー」をオープンさせる。天候の心配なく入館無料で遊ぶことができる屋内型の子供の遊び場で、施設内にはボルダリングやお絵かき、魚釣りごっこなどを楽しめるコーナーのほか、乳幼児用のベビースペースも整備。初日はオープンを記念して多彩なイベントが予定されている。
同公園「れいなｄｅふろーれす」の大型観賞温室（ベゴニア館）を２０２１年６月末で閉館し改修を進めてきたもので、ガラス張りの温室を生かした明るく開放的な施設は広さ約１４７７平方メートル。名称の「モーリー」は同町で発見された約２万年前の野牛・ハナイズミモリウシの化石が由来のオリジナルキャラクターとしてデザインされた。
乳幼児から小学校低学年を対象とした施設内は、魚釣りごっこや砂場遊びなどを楽しめるメインエリアを中心にボルダリングコーナー（幅１０メートル、高さ２・６メートル）、お絵かきコーナー（幅５・２メートル、高さ２メートル）を設置。乳幼児も安心して利用できるベビースペースには段ボール遊具や木製のおもちゃ、絵本などを設けたほか、おむつ替えや授乳用のスペースも完備した。
初日は午前１０時からのオープニングセレモニーに続き、バルーンアートの実演とプレゼント、ふれあいミニ動物園、子ども縁日などのイベントを開催。鵜浦代表取締役（８５）は「天候に関係なく子供が遊べる施設なので、ぜひ家族みんなで訪れてほしい」と語る。
利用時間は午前１０時～午後４時で水、木曜（祝日の場合は翌日）と年末年始（１２月２９日～１月５日）休館。
問い合わせは同公園＝０１９１（８２）４０６６＝へ。
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