一関・平泉

刈田に集う“冬の使者” 一関遊水地

稲刈りを終えた一関遊水地内の圃場に飛来したハクチョウ=20日午後3時、一関市中里

 20日の一関地方は、高気圧に覆われ秋晴れの空模様となったが、朝方は放射冷却の影響で最低気温が一関4・5度、千厩1・9度(ともに盛岡地方気象台調べ)と今季一番の冷え込みとなった。秋が深まる中、一関市内には“冬の使者”ハクチョウが北から飛来し、稲刈りを終えた圃場(ほじょう)や河川で羽を休めている。

 同市中里の一関遊水地内にある圃場には200羽以上が飛来。落ち穂をついばむ様子や南に向けて再び飛び立とうと大きな白い羽を広げる様子が見られ、道行くドライバーも車を止めて見入っては近づく冬の訪れを感じ取っていた。

 同気象台によると、21日の県内は高気圧に覆われ晴れるが、気圧の谷の影響で午後は曇りの所が多くなる見込み。

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