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いわにちリビングun特集「けせんra・shi・ku」拡大版

大船渡市三陸町の越喜来湾内ある「耳つり方式」によるホタテの養殖場。雪解け水が流れ込むこれからの季節、海の青さはやや緑がかったグラデーションに変化。栄養分を増した海水が、ホタテを大きく育てる

 今回の特集は、連載「けせんra・shi・ku」拡大版。東日本大震災から7年となる大船渡・陸前高田から、新スポットやグルメなど、けせんの魅力を紹介します。

美しく、力強く。けせんの海の中から
▲体長2センチくらいのダンゴウオの成魚。愛らしい姿がダイバーに人気の三陸のアイドル

 気仙の魅力を、まずは海の中から。三陸の海に潜り続けているダイビングインストラクター佐藤寛志さんによると、気仙の海の魅力は「季節の移り変わりが感じられること」。海藻が伸びる春、回遊魚が訪れる夏、産卵が相次ぐ秋…。かわいらしい生き物たちの姿はもちろん、養殖漁場の海中風景も、全国から訪れるダイバーの目を楽しませている。

<取材協力>
佐藤寛志さん
みちのくダイビングRias代表
NPO法人三陸ボランティアダイバーズ理事長
花巻市出身。2007年にダイビングショップを花巻市にオープンし、震災後大船渡に移転。漁業者と連携し、海中のがれき回収、藻場が衰退する「磯焼け」調査にも取り組んでいる。

<写真提供>
みちのくダイビングRias(リアス)
住 大船渡市三陸町越喜来甫嶺40-2
☎ 0192・47・4677
http://kuma130kg.com/

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