特集:クラフトビールが飲める店◆蔵元レストランせきのいち
今年創業100年を迎えた世嬉の一酒造が営む「蔵元レストランせきのいち」は、国の登録文化財でもある大正期の酒蔵を改装した趣のあるレストラン。同社のクラフトビールブランド「いわて蔵ビール」の醸造所が併設し、出来たてのクラフトビールを目当てに多くの観光客や地元住民が訪れる。
いわて蔵ビールは「おいしいビールで岩手の魅力を発信しよう」の思いの下1995年に誕生。同時にレストランでの提供を始め、クラフトビールが珍しかった時代からビールの多種多様なスタイルを紹介してきた。
店内ではヴァイツェン、ゴールデンエール、スタウトなどの定番から、国内外で人気のジャパニーズハーブエール山椒、季節限定ビールまで常時8種類の飲み比べができる。料理は和食が中心で、餅膳や「はっと」などの郷土料理を、岩手らしさにこだわったビールと一緒に楽しめるのが同店ならではの魅力。地元企業の一関ミートが造るドイツ仕込みの本格ソーセージもおいしい。
DATA
住 一関市田村町5-42
電 0191・21・1144
営 11時~14時
17時~21時(ディナーは予約制)
休 火曜
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momottoメモ
◆遠野醸造TAPROOM
ホップの産地で乾杯! 5月にオープンしたブルワリーパブ
◆夢花まき麦酒醸造所 味かく亭
爽やかな香りのフルーツビール 出来たてが味わえるビアホール
◆蔵元レストランせきのいち
出来たての「いわて蔵ビール」を大正期の建物で、こだわりの料理とともに
◆ale house Robin Hood エールハウス ロビンフッド
ビールの広い世界を楽しんで 英国人オーナーが醸造する「さくらブルワリー」直営の英国風パブ